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老後に医療保険は必要?どのくらいかかるの?

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みなさんは自分が70歳、80歳になった時のことを想像したことがありますか?まだ遠い未来だし・・・と、老後のことを考えずに生活していたら、いざという時に大変なことになるかもしれません。

その中でも、医療保険は入っておいた方がいいのか気になりますよね?

今回は、老後にどのくらいの費用が必要なのか、病気で入院した時にどのくらいの費用がかかるのかを見ていきましょう。

 

老後にかかる費用はどのくらい?

まず、老後にかかる費用とはどのくらいでしょう。

夫婦二人の場合、1ヵ月にかかる老後の生活費は、最低限日常の生活費としてかかるのが月額約22万円、ゆとりある生活をするために必要なのが、プラス13万円ほどという調査が出ています。

もし老後にゆとりのある生活をしたい場合は、月に35万円も必要なのですね。

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例えば60歳の定年後、夫婦二人で生活するのに月30万円とした場合、年間360万円になりますので、80歳まで生きていた場合、360万円かける20年間で7,200万円もかかる計算になってしまいます。

あなたは定年までに7,200万円貯められるでしょうか?一部の高所得者であればそれも可能かもしれませんが、一般的な収入で老後までにその金額を貯めておくのは難しそうですよね。

さらに、平均寿命が年々延びていますので、80歳以降のことも視野に入れておかねばなりません。

もらえる年金はどのくらい?

では、もらえる年金はどのくらいなのでしょうか。年金は3階建てになっていると聞いたことはありますか?

どういうことかというと、年金にはおおまかに見て3種類あり、主に自営業の人や働いていない人が入る「国民年金」、会社に勤めている人や公務員が入る「厚生年金」、さらに会社独自の年金制度として「企業年金」があります。

国民年金とは基礎年金ともいい、年金に加入している人はここがベースとして基礎年金を受け取れます。さらに会社に勤めていた人が厚生年金に入っていた場合や公務員は、基礎年金のほかに、上乗せで厚生年金を受け取ることができます。

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さらに一部の会社では、独自の年金制度を定めている場合がありますので、その企業年金が上乗せで受け取ることができます。3階建てというのはこういうことなのです。

企業年金はその会社独自の制度ですので、ここでは国民年金と厚生年金についてみていきましょう。

国民年金の支給額は平均すると年間65万円程度です。

厚生年金は働いていた時の給与によって異なるため、男性は平均約150万円、女性だと約65万円です。国民年金(基礎年金)の65万円と合わせると、男性であれば年間215万円、女性は130万円ですので、夫婦で345万円ということになります。

年間360万円と比べると少し足りませんが、これなら自分で貯金をしておけば十分生活していけそうですね。

年金の空白期間について

ご注意いただきたいのが、年金が支給になるまでの期間です。

年金は65歳から支給になりますので、もし60歳で定年退職した場合、退職をしたあと年金が支給されるまでの5年間分の生活費は、自分で用意しておかなければなりません。

希望すれば60歳から年金を受け取ることもできますが、その場合は65歳からもらう場合と比べて、もらえる金額が少なくなってしまいます。年金がもらえるから大丈夫と考えている方は少ないと思いますが、年金が支給されない5年間のことも頭に入れておいてくださいね。

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上記の計算は、あくまで夫婦二人がともに働いていて、厚生年金がもらえる場合の話です。自営業の方の場合は国民年金しかもらうことができませんので、夫婦ともに自営業だった場合、二人合わせても年間130万円ということになります。

そうすると月に10万円ちょっとしか受け取れませんので、これでは生活はかなり厳しくなりますよね。

インターネットで「年金 シミュレーション」と検索すると、職業や勤続年数などから、将来いくら年金が受け取れるかを計算できるサイトなどがありますので、ぜひ将来いくらもらえるのか確認してみてください。

そうすれば将来までにどのくらいの金額を用意すればいいかの目安になると思います!

>>>早速シュミレーションサイトで計算してみる

 

老後の医療費用はどのくらい?

入院・通院している人を年齢別に見てみると、年齢とともに患者数が増えていきます。やはり高齢になるにしたがって、ケガや病気になりやすく、かつ治りにくいために治療日数が増えていくようですね。

高齢になると、通常は医療費負担が1割になりますね。また、高額医療費制度(医療費が高額になった場合に、所得に応じて定められている自己負担額を越えた時に、越えた部分が払い戻される制度)があるため、一定の医療費を越えた場合、それ以上払わなくて済むので安心ですよね。

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長く入院することがあっても、どうせ高額医療費制度があるし、医療費負担も1割だから、そんなに医療費もかからないのでは??そんな風に思いませんか?

医療保険は高齢になった時こそ使われる機会の多い保険です。

入院をした時には、医療費だけではなく、差額ベッド代や着替え、洗面用具など、身の回りの様々なものがかかります。入院した時、1日当たりの自己負担額の平均はいくらだと思いますか?

実は平均して21,000円で、7割以上の人が1日10,000円以上かかるそうです!

 

もし1ヶ月入院した場合、30~60万円もかかってしまう計算になります。入院していない人の生活費に加えて、医療費、入院している人の治療費以外の諸費用と考えると、大変な金額になりますよね。

 

まとめ

医療技術の進歩により入院する日数は減っているとはいえ、高齢になるほど病気やケガで入院する人が増え、入院日数が長くなる割合が高くなります。

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特に、脳血管疾患での入院は平均3ヵ月ですので、そんな出費の多い月が何ヵ月も続いたら、いつまで入院が続くのだろうと心配で、治療に専念することもできないと思います。

ただでさえ病気で不安になっている時に、お金のことまで考えたくないですよね。

少なくともお金の心配はなく、病気やケガの治療を安心して続けられるよう、医療保険の準備をしておきましょう!

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