医療保険を解約しようか迷った時はどうする?
いろいろな事情により、医療保険を解約しようと思う時があると思います。それは、どのような時でしょうか。その時々に合わせて、迷った時の対処法やオススメの方法をお教えします!
- 今加入しているものよりも、魅力的な医療保険に乗り換えたい
これは、どんどん新しい医療保険が登場してきていますから、時々自分の入っている保険見直すことはいい事だと思います。
ただし、一方的に営業の人に勧められて、内容がわからないまま乗り換えることのないようにしましょう。きちんと変えた時のメリットや、信頼出来る保険屋さんにきちんと話を聞きましょう。
- 貯蓄ができた
医療保険は、入院したり手術した時の経済的な備えです。貯金が十分にあるならば、高額療養費制度で自己負担の上限も決まっていますので、解約するという選択もあると思います。
- 保険料の支払いが負担になった
貯蓄が心もとない場合には、解約してしまう前に『減額』や『特約部分の解約』を検討しましょう。補償内容を減らす事で、保険料を安くする事で継続できるかもしれません。一度に全てを解約してしまうのは、オススメしないので優先順位をつけて考えてみましょう。
- 経済環境の変化
終身医療保険に加入している場合には、40年50年の長期間での契約になります。そうなると、インフレ等で医療費が高騰した場合に、定額の入院1日あたり1万円では足りなくなるかもしれません。そのような時には、解約する前に見直しが必要になります。
解約する時の注意点
- 空白期間を作らない
医療保険を乗り換える場合には、新しい保険の補償開始がいつになるか確認してから古い保険を解約しましょう。保険のない空白期間ができてしまうと、その間に病気になった場合の補償がありません。
がん保険は、責任開始日から 90日間の免責期間が設定されている場合もありますから、要注意です。免責期間とは、補償されない期間です。
また、健康状態の変化により、新しい保険に加入できなかったり、制限がついてしまうことも考えられますので、新しい保険に加入してから、古い保険を解約するのが確実です。
- 同じ条件で医療保険に戻る事はできない
医療保険は、加入時の年齢や払込期間で保険料が違ってきます。ですから、一度解約して、やっぱりもう一度同じ保険に入りたいと思っても、加入時の年齢がちがってしまうので、保険料は高くなる場合もあります。
- 請求漏れがないかを確認する
解約する前に、請求をし忘れていることがないか確認しましょう。本当は受け取れる保険金を受け取炉忘れてしまうのは避けたいですよね。
仮に、解約してしまってから、解約日前の入院等を請求する事になっても保険金や給付金が受け取れる可能性がありますので、保険会社に問い合わせてみましょう。
解約する手続きは?
営業の担当者やコールセンターに連絡をします。あくまでも、本人からの連絡でなければなりません。また、コールセンターに連絡する場合には、証券番号等を聞かれますので保険証券を準備してからの方がいいでしょう。
インターネットから加入しているのであれば、ネットでの解約もできます。しかし、窓口がある場合には、直接行って解約する事をオススメします。本人確認書類や、保険証券、印鑑等の必要なものを電話で確認してから行くといいでしょう。