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入院日数が減っているって聞くけど、がん保険って必要なの?

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テレビでよく見る芸能人が、若くして亡くなるというニュースを見ることがありますよね。その多くの方が、がんで亡くなっているという印象はありませんか?

日本人の死因の第1位は、がんです。いまや2人に1人の確率でなるといわれているがんですが、がん保険ははたして必要なのでしょうか?

がんになったら自分の生活がどのように変わるのか、漠然とした不安がありますよね。がんになってしまったら、どのような費用がかかるのか見ていきましょう。

がんにかかる確率はどのくらい?

ではまず、がんにかかる確率から見ていきましょう。日本人の2人に1人ががんになるといいますが、国立がん研究センターがん情報サービスによると、実際は一生のうちにがんにかかる確率は、男性が62%、女性は46%となっています。

女性よりも男性の方ががんになる確率が高いのですね。男女で差はあるものの、2人に1人ががんになる可能性があるのです。

自分はまだ若いから大丈夫と思っている方も多いと思いますが、20歳から64歳までの働き世代でがんになる人は、毎年20万人以上もいます。

男性は50歳以上から、女性は40歳からがんになる人が増えていきます。他人事と思わず、自分もがんになる可能性があるということを知っておいてくださいね。

がんの平均入院日数はどのくらい?

がんの平均入院日数はどのくらいでしょう。

現在は医療技術や抗がん剤の進歩によって、入院日数は短くなってきています。
厚生労働省「患者調査の概況(平成23年)」によると、1999年には平均入院日数が40.1日だったのに対して、2011年には19.5日と、大幅に短くなっています。10年前の半分以下ということですね!


しかしこれは退院したからといって治療が終わったわけではなく、がんの治療が入院治療から外来治療に変化したため、入院せずに治療を続けられるようになったというだけのことなのです。

がんの治療は手術療法、化学療法、放射線療法の3つを組み合わせて行います。化学療法はくすりの種類によりますが、1年程度の間、毎週1回~毎月1回程度のペースで通院して治療を行います。

また、放射線療法は一定期間、毎日通院する必要があります。

こうして見てみると、どうやら今は入院日数が短くなっている代わりに、長期間通院をして治療をしなければならないようですね。

入院した時は、どんな費用がかかる?

がんを治療するためには、様々な費用がかかります。まず医療費ですが、日本では高額医療費制度というものがあるため、収入によって月に支払う医療費の上限があります。平均的な収入の方の場合、月の医療費の上限は9万円弱です。

しかし入院した場合、医療費以外の自己負担が意外と多いってご存知ですか?実は7割以上の人が入院1日あたりの自己負担額が1万円を超えるのです!

平均すると1日あたりの自己負担額が2万1千円となり、医療費の他に入院日数×1~2万円を覚悟しなければなりません。

実際にかかる費用としては、入院にまつわる身の回りのもの(パジャマ等の衣類やテレビカード)や、ウィッグ(かつら)、家族の交通費、付き添いの人の宿泊費、保険適用外漢方薬、サプリメントなど、様々なものです。

また、入院とは関係ありませんが、先進医療を治療に使った場合、その費用には健康保険が適用できないため、全額自己負担になります。

がんになるとどういう影響が出る?


がんになってしまった場合、以前と同じように働きたくても、治療のために定期的に通院しなければならなかったり、くすりの副作用によって倦怠感やめまい、手足のしびれが起きることで、健康だった頃に比べてなかなか思うように働けなかったりもします。

そのような事情で、がんにかかったあと収入が減ってしまう方は半数以上にもなります。
がんになってしまった方の多くが治療のために休職したり、場合によっては依願退職などで会社をやめたりすることもあります。

入院中、本人はもちろん働けませんし、付き添いの人も働けない時間が増えます。退院後は、働きたいと望んでいても働けない状況になることもありますので、医療費などがかさむのに収入が減るというわけです。

がん保険はどんな費用が出る?

がん保険はがんという病気専門の保険なので、がんになってしまった時には頼もしいものです。実際につけられる保障は以下のようなものです。

  • 入院給付金
    がんの治療のために入院した場合、保険金額×入院日数で支払われます。
  • 手術給付金
    がんの治療のために手術した場合、設定した保険金が支払われます。
  • 通院給付金
    がんの治療のために通院した場合、保険金額×通院日数で支払われます。今のがん治療は入院が短く、通院治療が多くなりましたので、入院した時と同じように通院した時にも保険金がおりるのは頼もしいですね。
  • 診断一時金
    がんと診断された場合、設定した保険金額が一時金としてすぐに支払われます。

    がん治療は、初期に多くのお金がかかりますが、入院給付金や通院給付金は治療が終わったあとに請求するため、先にはもらえません。診断一時金はがんと診断されたらすぐに請求できるため、当座の生活を支えてくれる頼もしい存在です。

  • 抗がん剤治療特約
    抗がん剤治療を受けた場合、設定した保険金額が一時金として支払われます。一回につき5万円や10万円と設定できるため、通院のために会社を休んで治療する時にも安心ですね。
  • 先進医療特約
    先進医療を使った場合、設定した保険金額を上限に、かかった費用が支払われます。

    日々進歩する医療技術ですが、まだ健康保険が使えない先進医療を受けるには高額な医療費がかかってしまいます。先進医療特約があれば、最先端の治療を安心して受けられますね。

 

保険会社によってこの他にも特約等がありますが、がん保険でまかなえるのは主に、以上のような保障です。

また、がんになってしまったら、以降の保険料の支払いが免除になるという特約を付けられる場合もあります。がんになったら保険料を支払わないのに保障は得られるので、ありがたいことですよね。

がん保険はがんに特化した保険

いかがでしたでしょうか?がん保険は入院だけでなく、さまざまながんの治療に対応できるよう作られています。

入院日数が減っているとはいっても、その後の治療が長いのががんという病気です。生活に不安を抱えて治療するのは辛いですよね。安心して治療に専念できるよう、がん保険を備えておくことをおすすめします。

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