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日本人にはライフプランがない? 生命保険の役割

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<なんのために生きるのか>

 日本人は、世界一保険の好きな国と言われるほど保険加入率が高いです。
いろいろな理由があると思います。例えば、女性の社会進出が遅れ、専業主婦になる人が多かったので万が一に備えたり、高度経済成長で保険料がそれほど負担にならなかったなどです。
 自分の人生で何がしたいのか、ただなんとなく漠然と老後の安泰がほしい。だから、今のうちからお金を貯めないと。その結果、貯金、年金、保険にお金をかけすぎる事になります。自分のライフプランを考えた上で、ファイナンシャルプランを立てる事が必要です。まずは、ライフプランを考えること、これが日本人には一番難しいのかもしれません。あとは、ファイナンシャルプランナー等に相談に行けばいいのです。
 投資家のウォーレンバフェットが『賢者は考える時に意見を求め、凡人は決める時に意見を求める』と言っているように、よく相談してから自分で決めて下さい。

<生命保険とは何か?>

 万が一の時の経済的不安に備えるのが保険です。大勢の人が公平に保険料を負担し合い、いざという時に給付を受けるという「助け合い」「相互扶助」で成り立つものです。日本の社会保障制度は充実していますが、それを補完するのが、民間の保険の役割です。
 例えば、共働きで小さい子どもがいる家庭で夫が病気になった場合。入院費や治療費は貯金でまかなえても、子供を預けるベビーシッター代にまでお金が回らなければ、妻は仕事を辞める事になるかもしれません。そんな時に、医療保険に入っていれば経済的負担は軽くなります。妻は自分のキャリアプランを変更する必要がなくなるかもしれません。
 また、少子高齢化で医療費が増え続ける中、公的医療保険の財政は厳しいものとなっています。将来を見据えると民間の医療保険の役割も大きくなるのかもしれません。

<どんな保険がある?>

 保険にはいろいろな機能があり、それを上手に組み合わせる事が大事です。どんなものがあるのかみてみましょう。

大きく分けると3つになります。
① 万が一の備え
  定期保険・終身保険
② 入院・手術の備え
  医療保険・がん保険
③ 将来の資金の備え
  養老保険・年金保険・こども保険

まず大事なのは、ライフステージによって必要な保障額がかわるという事。どの時期にいくらぐらい必要なのか、計算してみましょう。
ネットで調べて自分で計算してみましょう。わからなければ、ファイナンシャルプランナーや保険相談のできる窓口などで聞いてみてもいいかもしれません。
その上で、無駄なく必要な保障を確保し、充実した人生を送っていきたいですね。

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