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【教育方針】あなたは公立派?私立派?教育資金はいくらかかる?

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お子様が産まれ、幸せな日々を過ごす反面、やはりお金のことが何かと気になってきますよね?

代表的なのは教育費です。産まれてから社会人になるまでに、教育費としてどのくらい用意しておけばいいのでしょう?「自分の時はいくらかかったかな、、、」と振り返ってみても、なかなか思い出せませんよね。

教育にかかる費用は、お子様が通う学校が国公立か私立かというだけでもだいぶ変ってきます。

では、かわいいお子様のためにどのくらいのお金を貯めておけばいいのでしょうか?

 

かかる費用の総額は?

文部科学省が平成26年~27年にかけて調査した「平成26年度 子どもの学習費調査」によると、幼稚園から高校卒業までの15年間ですべて公立に通った場合では約523万円、すべて私立に通った場合では約1,770万円の教育費がかかるというそうです。これはあくまで例なので金額は前後しますが、それでも500万円以上は必要になってくるということですね。

(ここでいう学習費は、教育費の他に給食や塾、習い事なども含みます。)

そしてこの金額は高校卒業までの金額なので、大学へ通うとなるとさらにお金がかかってくるわけです。

 

公立と私立はどれだけ違うのか

スクリーンショット 2017-06-06 15.01.05

では、公立と私立ではどのくらい学費の差が出てくるのでしょうか?

 

文部科学省「平成26年度学校基本調査報告書」を参考に見ていきましょう!

幼稚園から高校までを比べてみると、平成26年度1年間での金額は以下の通りでした。

 

区分

幼稚園

小学校

中学校

高校

公立

私立

公立

私立

公立

私立

公立

私立

総額

222

498

321

1,535

481

1,338

409

995

うち教育費

119

319

59

885

128

1,022

242

740

うち給食費

19

36

43

46

38

4

うち学校外活動費

83

141

219

604

314

312

167

255

単位:千円                            

 

私立は公立と比べて、幼稚園で2.2倍、小学校で4.8倍、中学校で2.8倍、高校で2.4倍の学習費の差があります。

やはり、私立は公立に比べかかる費用が高いようですね。

 

では、その中身を覗いてみましょう!

 

教育費

一番大きく差が出た中学校を例にその中身を見てみると、約半分が授業料です。

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公立の小学校、中学校は義務教育なので授業料はかかりませんが、私立の場合は授業料を負担しなければなりませんので、より多くの教育費がかかるのですね。

 

学校外活動費

学校外活動費とは、「補助学習費」という学習用具の購入、家庭教師や学習塾と「その他学校外活動費」というピアノや水泳などの習い事のことです。

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学年別で見てみると、公立は中学校3年生の時が一番多く43.5万円でした。この記事を読んでいる方の中には、中学校3年生で受験生になってから初めて塾へ通ったという方も多いのではないでしょうか?

 

それに比べて、私立では小学生での塾や習い事の割合が多く、小学校6年生で74万円と最も多い結果でした。私立に通っているお子様は、幼いころから学習塾や習い事を多く取り入れているのですね。

 

やっぱり気になる大学進学費用

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さて、お子様が立派な高校生になり、いよいよ大学進学です。

高い高いと言われている大学費用では、国公立と私立の差はどれほどなのでしょう?

 

「Benesse マナビジョンブック2017」の大学別初年度納付金一覧を見てみると、

 

国立大学・・・817,800~1,123,860円

公立大学・・・661,800~1,337,800円

 

でした。とはいえ、納付額が100万円を超えているのは医学部や芸術学部など特殊な学部がほとんどです。

対して私立はというと、

 

私立大学・・・1,064,000~10,050,700円

 

という結果に。大学によってずいぶん差がありますが、やはりこちらも上位を医学部が占めているので、平均的には130万円くらいのようです。国公立に比べると50万円ほど高いですね。

こちらの学費は昼間学部のものなので、夜間学部ですと昼間学部よりも安くなります。

 

学費の準備方法

お子様の学費として貯めるには、どのような方法があるのでしょうか?

簡単にご紹介します。

 

貯金で貯める

お金を貯めると言えば貯金ですよね。
忙しい方や、口座への移し替えをめんどくさいと思う方は、お子様専用の口座を作り定期預金の自動振替を利用するなど工夫しましょう!
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財形貯蓄で貯める

お給料から天引きされ銀行へお金が貯まる財形貯蓄ですと、積み立て予定だったお金をうっかり使ってしまうことなく貯めることが出来ます。

対象になっている企業の方でしか利用はできませんが、知らず知らずのうちに貯められるので計画的な貯金が苦手な方には良いかもしれません。

 

保険で貯める

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学資保険やこども保険、終身保険
などで貯める方法もあります。保険料として払込みをすることで、契約時に設定した時期までに設定金額(保険金)を貯めることが出来ます。

また保険の一番のメリットは、お金を貯めながら万が一に備えられるということです!

一般的な貯金だと、預金者に万が一のことがあった場合、貯蓄自体がストップしてしまうのに対して、保険は契約者に万が一のことがあった場合でも保険金を受け取ることが出来ます。例えば、学資保険では契約者が亡くなった時点で保険料の払込みが不要になります。

その上、満期の時に設定した保険金を受け取れるのです。

リスクに備えることでより安心してお子様の将来を考えることが出来ます。

保険種類によってそれぞれ違いがありますので、よく違いを理解した上で加入しましょう!

 

まとめ

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小学校~高校では、私立の方が公立に比べ全体的に学習費が高く、一番差が出たのは小学校で4.8倍でした。

大学では、国公立大学と私立大学では50万円ほどの差があり、芸術学部や医学部など特殊な学科ほど高額になります。

お金の貯め方はさまざまですが、大学進学までという長い期間続けることをしっかり考え、無理や苦の無い方法で行いましょう。

貯金だけでなく、給料の天引きや保険で保険料を払い込みなど継続的に貯められる方法もあるので、自分に合った貯め方を見極めることが大切です。

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