もっと身近に保険の知識を

保険を検討する際に血圧の平均値って告知する必要あるの?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

健康診断などで血圧が高いと言われた人が医療保険を検討する際に、血圧の数値を告知してしまうと医療保険に入れないのではないかと不安になることがあるかもしれません。

高血圧と診断されている人の場合でも、定期的に医療機関で薬を処方してもらって服用を続けて基準値をキープしている場合などでも告知する必要があるのでしょうか。

医療保険の告知内容とは?

最高血圧、もしくは最低血圧が基準値よりも高い高血圧症の場合、この状態が続くと血管は打撃を受けて動脈硬化などを起こしやすい状態になります。

保険会社では医療保険などの申し込みの際には、過去の通院歴(診察・検査・治療・投薬など)や入院歴(手術など)、健康診断や人間ドッグで異常の指摘があったかについて告知する必要があります。

血圧の平均値が通常より高いと健康診断などで指摘された場合や、現在高血圧で治療中の場合には、上記の告知事項に該当するため告知する必要があります。

保険会社の引受基準とは

保険会社が保険を引き受けるかどうかを判断する基準として「引受基準」があります。

保険会社によって基準は異なりますが、基準として設定された最高血圧値と最低血圧値の数値の範囲内であることが必要になります。

保険会社は申し込みの際の告知に記載された血圧の数値を確認し、引き受けが可能かを判断します。

高血圧の場合でも処方された薬を継続的に服用しており、服用後の血圧値が保険会社の設けた基準値の範囲内におさまっていて合併症などがない場合には引き受けするケースが多くなっています。

高血圧でも検討できる保険とは?

もし、医療保険に加入するなら持病も含めて、いざという時にしっかり保障される保険を準備しておきたいと思います。

その場合には高血圧と診断された人でも簡単な告知項目をクリアできれば加入できる「引受基準緩和型」の医療保険を検討しましょう。

引受基準緩和型の保険は一生涯タイプの商品も多いので、高血圧に限らず持病があることで告知に引っ掛かり加入が難しいという場合でも検討が可能です。

告知事項も保険会社によって違いはありますが、3~5つ程度の簡易な質問になっています。

ただし引受基準緩和型保険の保険料は、通常の保険より割高になるということは理解しておきましょう。

正しい告知で安心の保障を

保険への加入を検討する場合には、血圧の数値によって引き受けるかどうか保険会社が判断しますので告知する必要があります。

正しい告知を行っていないと、いざ給付金を請求しても告知義務違反が原因で支払われないということになりますので正しく告知を行いましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*