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自動車保険の契約期間。長期契約と単年契約ではどちらが得か

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自家用車をお持ちの方はほぼ例外なく任意の自動車保険に加入していることでしょう。その契約は1年ごとの更新が一般的。読者のみなさまも単年で契約されている方がほとんどではないでしょうか。意外に知られていない自動車保険の長期契約。メリットも多数存在します。ここからは、自動車保険の長期契約における基礎知識と、そのメリットを読者のみなさまと共有できればと思います。

【自動車保険の長期契約におけるメリットとは?】

自動車保険加入に際し長期契約を結ぶことで、契約者は複数のメリットを受けることが出来ます。長期契約中は契約時の保険内容が維持されます。よって、保険料値上がりの影響を受けません。これは契約者にとって大きなメリットと言えるでしょう。また、契約期間中の等級が維持されることも長期契約における魅力の一つです。単年契約の場合は、契約期間中に事故を起こしてしまった場合には翌年にノンフリート等級が引き下がります。つまり、翌年の保険料は前年に比べ高くなってしまうということです。しかし、長期契約においては上述した通り、保険契約時の内容が引き継がれます。よって、契約1年目に事故を起こしてしまった場合でも、その支払い保険料は満期時までは値上がりしません。こちらも契約者にとってはメリットと言えるでしょう。

【保険金の請求し過ぎには要注意】

長期契約でも単年契約でもノンフリート等級が適用される点は同様です。よって、満期時には等級の変動が生じます。長期契約においては、保険期間中の値上げは行われません。しかし、満期後には単年契約同様に等級の見直しが行われます。長期で契約を締結してる場合でも、事故などで保険金請求をする場合は給付金と満期後の保険料のバランスを考慮して請求するようにしましょう。

【保険は長期契約がお得?】

保険加入に際しては、コストパフォーマンス、各種メリットを考慮すると長期契約がお得と言えるでしょう。しかし、保険の長期契約はダイレクト保険においては決して主流とは言えません。ダイレクト保険に抵抗がある人、あるいは、今後も代理店の自動車保険を継続したい人に長期契約は最適と言えます。必要な補償を担当者と相談しながら設定することができるのがダイレクト保険にはない安心な部分でもあります。各人のニーズにあわせ保険選びを進めるよう心がけましょう。

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