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購入前に知っておきたい!車両にかかる税

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車を購入することを検討している場合、後から費用が足らないということにならないためにも支払う必要のある税金について知っておく必要があります。

支払う税金は、自動車税(軽自動車税)、自動車取得税、自動車重量税、消費税の4種類です。

税額については車両によって異なりますが、自動車税(軽自動車税)、自動車取得税、自動車重量税についてはエコカー減税で軽減される場合もあります。

・自動車税(軽自動車税)

車を所有する人に対してかかる税金で、税額については排気量や用途で異なります。

・自動車取得税

取得価格に合わせて課税標準額に対する一定割合で課税されます。

・自動車重量税(乗用車)

車の重量に応じた税金がかかりますが、新車を購入する際には3年分をまとめて納付することになります。

・消費税

車両以外にオプションや諸費用に含まれる手数料なども消費税の対象です。

自動車税(軽自動車税)は毎年支払うことになる税金

自動車税は毎年4月1日を基準として、それ以降は翌年3月までを月割り計算で支払う仕組みになっています。

自動車税・軽自動車税は毎年4月1日時点で車の車検証上の所有者に対して自動的にかかる税金です。

そのため廃車にする際や自動車を誰かに譲る際には、忘れずに抹消登録を行う必要があります。

自動車税の税額

自動車税は用途や総排気量で税額が決まる仕組みになっています。

自家用乗用車であれば総排気量1リットル以下なら29,500円、1リットル超になると0.5リットル刻みで税額が上がっていき、6リットル超の111,000円までが税額として設定されています。

軽自動車税の場合、自家用乗用軽自動車であれば一律10,800円です

自動車税を少しでも軽減するために

自動車税(軽自動車税)は車の所有者が負担する税金と言えますが、購入時期を考慮することで節税することができます。

例えば年度の途中で新規登録した場合には、新しく登録をした月の翌月から3月までの月割り分が納付するべき自動車税となります。

そのため購入を月末から翌月初めにずらせば約1か月分の自動車税を節税することができます。

環境負荷が大きい車は税負担も重い

新車登録後に一定期間を経過している環境負荷が大きな車については、自動車税(軽自動車税)の負担が大きくなります。

電気自動車や天然ガス自動車などの環境性能に優れているエコカーについては対象から外れます。

エコカーを新車登録すれば大きな減税に

エコカーは環境性能に優れているため優遇措置が設けられています。

平成29年3月31日までに新車登録を行うと自動車税が概ね50%~70%減税され、軽自動車税は概ね25%~70%減税されます。

車の購入を検討しているなら

車を購入する際には様々な税金の支払いが発生します。

そのためどのような税金が必要になるのか、そして毎年支払う必要がある税金についても知っておく必要があります。

車を購入すると税金だけでなく自動車保険料なども必要になりますので維持費として毎年どのくらいが必要かも理解しておきましょう。

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