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【ひったくり】実際に起きたらどうする?

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「まさか自分が狙われるなんて」。

ひったくりの被害にあった方がよく言う言葉だそうです。ひったくりとはそのように、ひったくりを予測していない無防備な人が狙われます。

ひったくりは、財布や貴重品が盗まれてしまうという物質的な被害の他に、バッグを引っ張られたことで転倒して大怪我をしてしまう場合もあります。

しかし、ひったくりは少しの注意で防げる確率が上がります。ひったくりの被害にあわないためにどうしたらいいのか、それでももしひったくりの被害にあってしまったらどうしたらいいでしょう。

ひったくりのターゲット

ひったくりの被害にあうのは主に女性です。犯人はひったくりの際、自転車やバイクを利用し、被害者を追い抜きざまにひったくる場合が多いです。

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状況的には、被害者が人通りの少ない暗く狭い道を歩いている時や、金融機関から出てきた時に狙われやすいです。このような状況の時、特に女性の方は、自分が狙われているかもしれない!と思って十分に注意してくださいね。

ひったくりにあわないための対策

性別は変えられませんが、状況を変えることで、被害の確率はぐんと下がります。

ひったくりは窃盗罪ですが、ひったくられた人が転倒してケガをした場合は強盗罪になり、犯人が捕まった時の罪の重さが格段に重くなります。そのため、犯人は盗む際に被害者が転ぶような状況は避けたいものです。ひったくりの被害を防ぐために、以下のことに気をつけましょう。

〈バッグに関する注意点〉

  • バッグは肩にかけず、たすきがけにするか、ウエストポーチのような体に密着した持ち方をする。
  • 車道とは反対側にバッグがくるように持つ。
  • 貴重品をバッグに入れず、ポケットに入れる等、身につけておく。

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〈状況に関する注意点〉

  • 人通りのない暗い道はなるべく通らない。
  • 二車線以上ある場合は対向車線側の歩道を通る。
  • 金融機関の帰りには特に気をつける。(犯人が見張っている場合があります)
  • バイクが近づいてきたら、後ろを振り向いて相手を見る。
  • イヤホンで音楽を聴いたり、歩きながら携帯電話を操作したりしない。

このような対策をすることで、ひったくりの被害はかなり防げます。特に、後ろからバイクが近づいてきた時に振り返って相手を見る行為は、犯人側からしたらかなりリスクの高い犯行になりますので非常に有効的です。

暗い道を歩いている時などは特に、「ひったくりに注意しているぞ」というのを犯人に知らしめるために、上記のことに注意してくださいね。

それでも被害にあってしまったら

バイクで逃走する相手を走って追いかけることはなかなか難しいですよね。それにケガをしてしまったら大変ですから、まずは自分の安全を第一に考えてください。

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ひったくりにあってしまったら、大声で助けを呼びましょう。そしてすぐに通報してください。犯行に使われるバイクは盗難車の場合が多いのですが、犯人が乗り捨てる前に発見できれば捕まえるきっかけにもなります。

女性の場合はバッグに携帯電話を入れていることが多いため、もし携帯電話ごと盗まれてしまったら、近くのお店などに入って助けを求めてくださいね。

ひったくりに使える保険は?

ひったくりにあった時、保険をかけていれば補償されるものもあります。保険会社によっていろいろありますが、「持ち出し家財の特約」や、「携行品損害特約」といった保険で対応できます。

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これはひったくりにあってしまった場合にも使える保険ですが、どこで盗まれたかわからない時や、置き引き、自分が落としたかもしれないという場合には使えませんのでご注意ください。また、この特約には対象にならない物もあります。

現金やバッグ、財布などの物は対象になりますが、携帯電話やパソコン、メガネ等は補償対象外の場合がほとんどです。この特約を使う場合には、警察に盗難届を出す必要がありますので、きちんと状況や盗難された物について、警察に届け出てくださいね。

 

 

 

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