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貯金の目標額は?いくらで設定すればいい?

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貯金する目的によって目標額の設定を

貯金をするための理由は何でしょう?自動車の購入費用、マイホームの資金、将来への蓄え、ただなんとなく貯めているなど、人それぞれだと思います。例えば老後資金として貯金をする場合、どのくらいの額を必要とするでしょう。

 


現在の生活費を基準に考えてみる

例えば毎月25万円を生活費として使っている場合の老後の生活環境をイメージしてみましょう。今よりもゆとりのある生活を望むのであれば、現在の生活費25万円よりも5万円か10万円は上乗せして必要になります。現状維持であれば今と同じ25万円、生活水準を下げるのであれば20万円前後の生活費になります。そのことを踏まえて目標とする貯金額を設定すると良いでしょう。

貯金する目標額を設定する時の落とし穴

旅行や自動車購入といった1~2年先の目標のために貯金を行っているのであれば問題にならないことでも、15~30年といった将来の目標のための貯金の場合は見落としてはいけないこと、それは物価上昇です。もし老後も現在と同じ生活水準を保ちたいと考えていても、老後までの時間が長ければ長いほど、今と同じ生活費の金額で同じ生活水準は保てなくなります。

実際目標額はいくらにすればよい?

例えば30代が老後資金を貯金すれば良いのか、結論から言うとその額がはっきりいくらかと断定することはできません。老後と言っても人によって環境や価値観などが違うことに加えて、日本は少子高齢化が進み公的年金などの社会保障制度が20年後や30年後の将来どうなっているか不透明だからです。

しかし必要額が明確にわからないとしても、目標額は設定できます。例えば65歳までに1,000万円を老後資金として貯金していくとしましょう。35歳から65歳まで30年間を平均金利0.5%の積立定期で貯めるなら毎月約2万2,000円ずつ貯金していけばよいのです。貯金額を増やすのなら、利率の良い方法を選ぶか、もしくは毎月の貯金額を増やす必要があります。そしてできるだけ早く貯金を始めるということが大切です。

40代であれば、教育資金や住宅購入など様々な出費がかさむ時期のため、正直将来のための蓄えというところまでは考えられないかもしれません。その場合は、一時期中断して45歳から積立ていくような計画を初めても良いでしょう。

貯金するための有効な方法は?

確実なのは積立定期で、高金利は望めませんが毎月積立てて行くという地道な方法です。もしも貯めたとしても他の使い道に使ってしまいそうだという人は、保険商品を利用するなども良いでしょう。積立て代わりになる保険を有効活用することで、簡単には解約できないという部分で知らず知らずに貯まります。

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