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引越しをした時に生命保険の住所変更は必要?

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生命保険に加入するとほとんどの場合は数十年といった契約期間となります。

そのため途中で引っ越しや結婚などによって、保険証券に記載されている内容に変更が生じる可能性もあるでしょう。

もしも契約内容に変更があった場合には、速やかに手続きを行うようにすることが大切です。

住所変更の手続きを行っていないと?

引越しの際には住所の変更を行っていないと、年末に生命保険料控除を受けるために必要な控除証明書や保険会社からのお知らせなどが届かなくなります。

住所と同時に口座が変更になった場合も手続きを

住む場所が変わったことでこれまで利用していた銀行ではなく別の銀行をメインバンクにする場合など、保険料の引落し口座を変更したいこともあるでしょう。

その際には口座変更の手続きを行う必要がありますし、クレジットカード決済から口座振替へ変更するなど保険料の払込方法の変更についても手続きが必要です。

契約者や受取人を変更することも可能

契約者などについては一度決めると変更できないと思っている人もいるかもしれませんが、契約者と保険金の受取人については変更が可能です。

ただし被保険者については変更できませんので注意しましょう。

例えばこれまでは子供のために親がかけていた保険を子供が引き継ぎたいというケースや、子供が誕生したので受取人に子供を追加したい場合、妻から子供に受取人を変更したいという場合でも変更ができます。

住所変更など契約内容の変更が必要なケースとは

契約内容の変更が必要になるケースには次のようなものがあります。

もしもまだ変更していなかったという場合には早急に保険会社に連絡をして変更手続きを行うようにしましょう。

・引越しをした時…住所変更手続き
・親から契約を引き継ぐ場合…契約者変更手続き
・結婚もしくは離婚する場合…氏名、受取人の変更手続き
・出産…保険金受取人の追加や変更手続き
・受取人が死亡した時…受取人変更手続き

契約内容の変更手続きについては、保険証券に必要書類を添付して保険会社に送付するという形で行われます。

その際に添付する書類については変更する内容によって異なりますので保険会社に確認するようにしましょう。

変更手続きが完了すると、その変更について追加された保険証券を受け取ることができます。

保険契約の際の住所は自宅以外でも可?

住所変更の手続きが面倒になることが予想されるから、例えばいずれ結婚する婚約者の住所を申し込みの住所にしたいという人もいるかもしれません。

しかし申し込みの時に指定する住所は保険証券が送付される場所になるため、必ず現在住んでいる自宅の住所で申し込みを行い、結婚して引っ越しをしてから住所変更の手続きを行うようにしましょう。

また、勤務先などを指定したいという場合もあるかもしれませんが、個人情報漏洩のリスクや転勤、異勤、退職などで手元に届かなくなる可能性がありますので指定することは難しいでしょう。

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