生活習慣病や心臓疾患などの生命に関わる病気などを患うかたが増加しています。そういった原因の一つにコレステロール値があります。テレビや雑誌などの良くみかけるコレステロール値についてお話しします。
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・コレステロール値とは?
血液中にとけている脂質に含まれる成分の一つがコレステロールとなっています。コレステロール値とは血中の液体成分が1デシリットルのコレステロール量で、コレステロールなどが正常値を超えた場合を高脂血症と言います。コレステロールは、肝臓や脊髄など体中にあり、食事や肝臓などの働きで合成されてできます。食事の摂りすぎなどを体内で調整しており、ホルモンや胆汁の働きに関係している大切な成分となります。
・コレステロール値でどうやってみるの?
血液検査では善玉コレステロールであるHDLコレステロールと悪玉コレステロールであるLDLコレステロールがあります。ここで問題となるのが悪玉コレステロールになります。コレステロールを血液に送り出して、過剰になったときに血管に付着して、血液の不循環や血栓などの原因となり、心臓疾患などのリスクを上げる恐れがあるからです。このため、コレステロール値が高いのは危ないとされています。
高コレステロール血症は、LDLコレステロール値160mg/dl以上、総コレステロール値240mg/dl以上になると危ないとされています。診断基準は、糖尿病などの動脈硬化などの他の要因がある場合は、さらに厳しくなります。
・高コレステロールで起きることは?
高コレステロール状態が続くと、動脈硬化が進行して、血管が狭くなると体に様々な症状や重大な心臓疾患などの原因となります。日常生活の動作で胸の痛みや息切れなどの自覚症状がある場合は、血流が悪くなっているので注意が必要となります。放置しておくと動脈硬化による狭心症、心筋梗塞など命の危険を伴う疾患になってしまいます。
・血液検査で高コレステロール値がでたら?
血液検査で高コレステロール に近い、超える数値が出た場合は、すぐに専門の医療機関に行きましょう。一歩間違えると重大な疾患になってしまうので、医療機関で診察やコレステロール値上昇の原因となっている食生活や運動不足の解消が大切になります。また、もしもの時のために保険や使える補償制度なども頭に入れておくといいでしょう。健康的な毎日を送るために考えてみてはいかがでしょうか。