<見直すなら、更新時期に>
自動車保険には、自賠責保険と任意保険の2つがあります。
加入が義務づけられている自賠責保険は、車検時に更新していくので特別な手続きはいりません。任意保険は自分で更新手続きをする必要があります。
一般的な任意の自動車保険の更新は、契約満了の90日前から契約満了日までになります。3ヶ月ぐらい前には更新の案内が保険会社から届くのではないでしょうか。
そのまま更新してしまう前に、ちょっと待った!他の保険もみてみましょう。
毎年、保険料やサービスが変化していたりするのです。保険を乗り換えるなら、更新時期にするのがベストです。
<更新時期以外に乗り換えるデメリット>
更新時期以外でも乗り換えはできますが、デメリットがいくつかあります。
保険料の安さだけでなく、トータルしてメリットがあるのか、よく検討してくださいね。
① 月割り計算なので、月の途中で解約しても解約月の保険料は戻ってこない
② 等級があがらない
1年間保険を使わなければ、等級は1つ上がりますが、この1年間というのは同一の保険会社であることが条件です。なので、更新時期以外に乗り換えると等級は引き継げても、1年間の無事故は新しい保険でカウントのしなおしになります。
また、保険の空白期間をつくらないように注意しましょう。
<自動更新の前に見積もりを>
保険会社から、更新時の3ヶ月前に契約内容や保険料の案内が届きます。それで、納得すれば保険会社に更新する意思表示を伝え、手続きします。
また、自動更新特約がついていると何もしなくても、更新されますので、保険会社を乗り換えたい場合には要注意です、
まずは、契約更新時期のお知らせが来たら、他の会社との保険料を比較し、見積もりを取りましょう。見積もりをとるのは無料です。中には、早期契約割引のある自動車保険もあります。
<更新時期を忘れていたらどうなる?>
更新時期を忘れていて過ぎてしまったらどうなるのでしょう。残念ながら、
その時点で契約終了ということになります。
自動車保険は更新を続けていく事で等級をあげていき、保険料の割引が大きくなっていきます。万が一更新を忘れて、契約が終了してしまうと積み上げてきた等級がリセットされます。新たに契約するとなると確実に、保険料が割高になります。
また、空白期間に事故等を起こしたら多額の賠償責任を負う事にもなりかねません。
契約満了日を少しすぎたぐらい(保険会社によってことなりますが7日〜30日)であれば、各保険会社によって異なりますが、満期日のあとでも遡って契約を有効にしてもらうことのできる救済処置があることが多いです。
更新手続きを忘れてしまった場合や諸事情により手続きが出来なかった場合は速やかに保険会社や代理店に連絡しましょう。