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車を複数保有している場合は保険料割引のチャンス?知っておきたい自動車保険加入時のテクニック

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読者のみなさまの中には自動車を複数代保有している方もいらっしゃるでしょう。自動車を複数台保有している場合は、自動車保険の支払い保険料が割り引きになる可能性があります。それがノンフリート多数割引です。

【ノンフリート多数割引とは?】

ノンフリート多数割引は、「1つの証券に2台以上まとめて契約」することで割引を受けられる制度です。
条件としては、記名被保険者を保険契約者又はその配偶者、またはいづれかの同居の親族であれば、1枚の保険証券で複数台契約をすることが可能です。
但し、保険会社によっては複数の証券がある場合でも割引が受けられるケースもあるのでご契約の保険会社や代理店へ確認してみましょう。
また、保険会社が別でも割引が受けられるセカンドカー割引と違って、ノンフリート多数割引は同じ保険会社で複数台契約する必要があります。

【割引が適用される台数と割引率】

そもそもノンフリート多数割引とはどんなに多くても9台までの適用になります。10台を超える契約はフリート契約に分類されるからです。割引の適用になる車両台数は、その保険会社によって異なります。こちらは自身の加入する自動車保険の契約先に連絡し、適用要件を確認するようにしましょう。会社によっては、2台のみの保有では割引が適用されないケースもあるので注意が必要です。また、その割引率についても各社様々です。もちろん保有する車両の台数にもよりますが、2%から5%程度が相場と言えそうです。さらに、ノンフリート多数割引においては、保険料を分割支払いに設定した際の割り増し分は考慮する必要がありません。つまり、保険料の払い込みを一括に設定しても分割に設定しても、保険料は同じです。

【セカンドカー割引も有効活用する】

通常、新規に自動車保険契約を締結すると、そのノンフリート等級は6等級からスタートになります。しかし、既に車両を保有し、自動車保険も既契約の場合は、保険契約開始の段階で等級の設定も優遇されます。具体的には、11等級以上の既契約が存在する場合は、2台目の等級は7等級からスタートできます。また、セカンドカー割引においては既契約の保険会社と、2台目所有の車両における保険会社は同一である必要はありません。違う保険会社同士でも適用は可能です。但し、その場合は自分からセカンドカー割引を使う旨を伝える必要があります。割引活用のポイントについては代理店などの専門家に相談してみるとよいでしょう。

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