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医療保険加入者は生命保険料控除を忘れずに。フリーランスは確定申告で控除の手続きを

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今年も年の瀬が近づいてきました。サラリーマンであれば年末調整、フリーランスや自営業者であれば確定申告の時期がやってきます。上手に節税し、少しでも多く手元のキャッシュを確保したいですよね。毎年10月頃に送られてくる「生命保険料控除」の書類はほとんどの方がご存知かと思います。これらの医療費控除に関しても、簡単な手続きを踏むだけでしっかり節税対策を行えます。ここからは生命保険料控除を受ける為の手続き方法について確認して行きましょう。

【サラリーマンは年末調整で書類添付】

サラリーマンにおける控除手続きは非常に簡単です。基本的に、年末調整時に保険料控除申告書に「生命保険料控除証明書」を添付するだけで完結します。仮に、年末調整時の手続きを失念してしまった場合でも、確定申告をすれば税額控除の適用を受けられます。もし「生命保険料控除証明書」をなくしてしまった場合でも、保険会社に連絡することで再発行可能です。早めの手続きを心がけましょう。

【フリーランスや自営業者は確定申告で手続きを】

サラリーマンと個人事業主では手続き方法が異なります。フリーランスや自営業者の方々は確定申告による手続きが必須です。基本的に税負担を軽減させるためには確定申告による手続きが必須との認識で問題ないでしょう。具体的には、申告時に生命保険料控除対象額を記入。控除証明書を糊付け添付で提出すれば手続き完了です。また、近年利用が進むe-tax(国税電子申告・納税システム)利用の際には、上記書類の提出義務はありません。普段からパソコンを利用されている方はe-taxによる申告の方が簡単かもしれません。

【掛かりすぎた医療費も確定申告で控除の手続きを】

病気やケガなどで入院や手術を受けた際に医療費が多額になった場合、確定申告で控除手続きが行えます。自分や家族の為に支払った医療費の合計が年間で10万円を超えた場合、適用となります。申請には医療費の領収書を税務署の医療費証明書に詳細を記入して提出します。
このように、医療機関にかかった際には領収書は必ず保管しておきましょう。

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