自動車のテレビコマーシャルで、「ダイレクト型(自動車)保険」という言葉を耳にしたことがある方は多いと思います。保険には、ダイレクト型と、そうじゃない型があるの?と思いますよね。
このダイレクト型保険とは、保険を契約する人と保険会社が、インターネットや電話を使って、直接契約の手続きをするタイプの保険のことです。
一方、ダイレクト型じゃない保険とは、契約者と保険会社の間に、代理店が存在します。この代理店とは一体何をするためにあるのでしょうか。
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【保険会社と代理店の関係】
代理店は、契約者と保険会社の間に入り、保険の契約手続きを代行する業務を担っています。
保険会社とはいわばメーカーで、保険商品を開発している会社ですが、代理店はその開発した商品を売る小売店のような存在です。
メーカーは、より魅力的な商品を開発することに注力しますし、そこでできた商品の良さや魅力を理解し、メーカーの代わりに紹介・販売するのが小売店(=代理店)の仕事です。
【ダイレクト型のメリット、デメリット】
なぜ代理店が契約者と保険会社の間に入る必要があるの?間に入ったらそれだけ手数料が発生して保険料が高くなっちゃうじゃない!ダイレクト型の方が安くていいんじゃない??そう思われる方も多いと思います。
ダイレクト型保険の場合、契約者と保険会社が直接やりとりをしているので、確かに保険料は一般的な保険会社に比べて安くなります。これが一番大きいメリットだと思います。
デメリットとしては、ダイレクト型の保険は、補償の内容を提案してくれる人はいませんので、自分に合った保険を自分で選ぶことが必要だということです。
また、ライフスタイルの変化があった時でも、代理店のようにあなたのことを気にかけてくれる存在もいませんので、自分で保険会社に連絡して変更の手続きをしなければなりません。
変更の連絡をするかどうかは自己責任ということになります。自分のことをよくわかってくれている人がそばにいないというのもデメリットかもしれません。
【ダイレクト型保険がオススメの方、代理店がオススメの方】
では、ダイレクト型保険を選ぶか、代理店から加入することを選ぶかの目安とはどんなものでしょう?
自分のことは自分で決められる、何かあっても自己責任と割り切れる、保険料は安いのが一番いい!・・・そのような考えをお持ちの方であれば、ダイレクト型保険をオススメします。
実際保険料はかなり安いと思いますので、保険料を安くおさえたい人にはいいですよね。
あなたがもし、自分に合った保険を提案してもらいたい、何かあってもきめ細やかにサポートしてもらいたい!そう思われるのでしたら、代理店から保険に入ることをオススメします。
代理店は契約者(お客様)の役に立つために存在するので、契約者によりよい補償内容を提案してくれると思います。
【代理店の仕事とは】
代理店の仕事とはそれだけではありません。
契約の補償内容変更や、解約などの手続き全般や、万が一の時には事故の受付、保険金請求のお手伝いなど、契約者により密着し、寄りそった対応をするのが代理店の仕事といえるでしょう。
ダイレクト型保険と代理店で保険に加入した場合で一番違うのは、事故が起きた時だと思います。保険は万が一の時のために入っているので、いざという時に役に立ってくれなければ意味がありませんよね?
代理店では事故が起きた時、お客様の立場に寄り添った対応をしますので、事故が起きた時にアドバイスをくれるだろうし、保険金がスムーズに支払われるよう努力すると思います。
それに、もし事故が起きて心細い思いをしている時、信頼できる営業マンの顔を見るだけでもホッとできることもあるかもしれませんね。
代理店とお客様は、保険という商品を通して信頼関係を築いていきますので、あなたが信用できる保険代理店や営業マンを見つけることができれば、事故の時にこれ以上頼もしいことはないと思います!
【よりよい代理店とは】
保険は形のない商品です。契約をしたからと言ってあなたの生活が劇的に変化するものでもありません。また、同じ保険会社であれば保険料は同じです。
あなたの万が一の時に効果を発揮するのが保険ですが、せっかく保険に入っていたのに!という思いをしてしまったら、保険の意味がありませんよね。
いざという時にきちんと使える保険であること、入っていてよかったなぁ!と思えることが望ましいですね。
代理店で保険に加入するということは、あなたに専属の保険アドバイザーがつくようなものです。困った時、どうしたらいいのかわからない時、こんな時はどうなのだろうと疑問に思った時、身近に相談できるのが代理店です。
誰から入っても同じ保険料なら、保険の知識のある人、親身になって相談を受けてくれる人、いざという時に頼りになる人の方がいいですよね。
ぜひあなたにとって信頼できる、よりよい代理店を見つけてくださいね。