もっと身近に保険の知識を

2016年 10月 の投稿一覧

生命保険 受取人が変われば税金が変わる?

<万が一に備えて>

 生命保険なんか、わかりにくい。って思いませんか?簡単にいうと生命保険は、万が一があった時に、受け取れるお金を準備するするものと思って下さい。残された家族が、ちゃんと生活していけるように残すものです。もちろん、十分な貯蓄があれば、必要ないかもしれません。でも、預金で残すよりも税金の面でのメリットがあるのです。

  続きを読む

あれっ!治療っていくら?—医療保険の点数—

<どこでも同じ値段>

ふだん、病院に行くとき「あそこの病院が安いわよ」なんて話はしませんよね。先生の人柄だとか評判がいい等で選ぶ事が多いのではないでしょうか。値段では選びませんよね。なぜでしょうか?
それは、日本の医療制度では、診療報酬点数表というものによって全国一律に医療行為の値段が決まっているからです。なので同じ医療行為ならどこで受けても、同じ値段になるのです。(ただし、時間外には料金が加算されます)
この診療報酬点数表は、ネットや本でだれでも見る事ができます。

続きを読む

日本の医療制度は大丈夫?—医療保険の問題点—

<増大し続ける日本の医療費>

 日本の国民医療費は年々増加しています。それは、なぜでしょうか?
その一つは、少子高齢化社会です。現役世代が少ない上に、高齢者にかかる医療費が増大しているからです。どうしても、保険料の収入よりも支出が多くなってしまいます。
 高齢者になると、慢性的な病気も増え、完治しない事が多くなります。そうすると、どうしても継続的に病院に通う事になりますよね。

続きを読む

地震による車の損害は自動車保険の補償対象外

<地震と噴火・津波は対象外>

 雹が振ってきて、車のフロントガラスが割れてしまった・・・。こんな時は、自動車保険の車両保険に入っていれば、保険金のお支払い対象となります。
他にも、台風や洪水、竜巻などの自然災害によるものであれば、車両保険の対象になります。
 しかし、地震・噴火・津波は車両保険の補償の対象外です。例えば、噴火で石が飛んできて車体の上部がへこんだり、津波で車が水没したなどの場合は保険金はでません。
 地震や噴火・津波も自然災害なのに、なぜ補償されないのでしょうか?それは、被害が大きすぎて保険会社だけでは補償できなくなってしまうからです。
 ちなみに、「車対車」の事故に限定した車両保険では、自然災害(台風・洪水など)も車両保険の対象外です。

続きを読む

保険が使えないのはどんなとき?—医療保険の給付対象—

<全額自己負担?>

 「保険がきかないから、高くて・・・」なんてたまに聞いたりしますよね。

保険がきかないとは、どういうことでしょうか?これは、みなさんが入っている公的医療保険の対象外ということです。

 国民のみなさんが加入している公的医療保険では、医療費は一部負担になっています。しかし、保険適用外で全額負担になるものもあります。身近なものが多いので、よく知っているのではないでしょうか。

続きを読む